プログラマなんだかSEなんだか

SEを目指して修行中。特徴のないプログラマの日記です。

運用・保守フェーズと開発フェーズはどちらの方が楽しいか

筆者は開発フェーズと運用保守フェーズ、両方の経験があります。

 

印象としては

■開発フェーズ■

・納期に追われやすい

・仕様書などの資料をまともに作らないといけない

・開発力はもちろん、ポジションによってはかなり広範囲の知識が必要

・工数感が掴みやすい

■運用保守フェーズ

・納期に追われにくい(調整しやすい)

・資料が雑になりやすい

・そのシステムだけに向けた知識があれば対応可能

・調査業務が多い(工数感が掴みにくい)

という感じだと思います。

 

楽だったのは運用フェーズです。

書いてある通りで例えば運用対象システムを利用しているお客さんに「こういう機能を追加してくれ~」と言われたときに「4月にリリースする予定で動きます」と回答していても「すみません間に合わないので5月で・・・」が意外と簡単に効いた印象です。

(もちろんそれなりの理由は要りますが)

月次や年次で何かシステム的にデータなどを入れ替えないといけない、確実にやらないといけないタスクもあると思いますが開発に比べたら無いようなものです。

また、運用保守チームにいたメンバーははっきり言ってかなり能力が低かったと思います。

保守しているシステム数が少ない人間なんて「そのシステム一生見ていくの?」って思っていました。

本当に世の中、システム的な箇所は全く触らないでデータのみを管理しているのに自称SEだったり、そのシステムの改造のみ大得意だっていうプログラマもいますしね。

 

開発フェーズを経験してからは「あの保守業務はなんだったんだ」と強く感じました。

必要な知識量が違いすぎる。それに開発案件ごとにコロコロとプログラム言語も環境もメンバーも変わるんですもん。

そりゃあ後者の方が叩き上げでスキルは向上しますよ。現場の人って叩き上げの人の方が好きな人多いですし、開発は経験した方が良いです。

その分ストレス量とか、見えない部分でダメージは受けやすいですが…。

長持ちなシステムだと運用保守の方が経験長い人がいるから、明らかに自分よりスキルが低いのにシステムに詳しいってだけで給料めちゃくちゃ高い人とかもいますしね。

脳内仕様書的な。筆者は「それが評価されるのはくだらね~」と思ってますが。

 

で、楽だとか経験値になるとかは置いといて楽しさですが…

これだけ叩いといて楽しさは運用保守の方が上だったと思います。

メンタルほとんど削られないですし何より現状維持の中での小さい変化ってのは人間、何でもやってる感を持っちゃうんですよね。

 

皆さんは開発フェーズの方が楽しかったりしますか?

 

最近感想が多いですが、以上っ。