初PLを経験して①
プロジェクトが立ち上がるとき、そこには
・実作業をする「作業者」
・細かいレベルの実業務をまとめる「リーダー」
・工期・工程や要員、進捗などの業務の全体を管理する「マネージャー」
が居ます。
(簡単に言っていますが)
もちろん規模によっては、リーダーが実作業も担当するなど、重複することもあると思います。
今まではIT系の企業でプログラミングメインで「作業者」でいた筆者が、今回は約3か月半のプロジェクトで初のリーダーを経験しました。
そこで起きた問題や失敗と、感想を綴ろうと思います。
① 初回打合せ
プロジェクト開始の初回の打ち合わせです。基本的な方針など、マネージャがやる仕事が多いのではないでしょうか。今回は私は先に以下の内容を決めておき、報告するだけになれば楽だと思いつつ参加しました。
・プロジェクトメンバー(体制)
・進捗の管理と報告頻度、打ち合わせの頻度
・課題管理方法
・納品物の取り決め
・納品物(主にソース、仕様書など)の管理方法
・納期の確認
結果的にほぼ先に決めていた通りになりました。ここは準備しておけばあまり失敗しないところだと思いました。
② 要件定義の確認と設計
お客さんからの要件を確認し、実際に設計書(仕様書)として落とし込むところです。
今回はあまり時間がないのもあり、基本設計・詳細設計が合わさって実施される形になりました。
今回は1つ目としてここに大きい穴がありました。
要件についてはお客さんが既に固めており、私としては物を頂いて設計し、仕様書として作成するところですが・・・
ここでまさかの、要件がすべて出切っておらず設計完了ごろに追加で要件が。
更に筆者がここまでプログラマでやってきたのもあってか文章力が低いとのお怒りが。
前者は私のせいではないが・・・
うーむ、後者は確かに。それは仰る通り。
自分でも文章力の低さは認識していますが、かと言ってお客さんには「練習中です」なんて言うわけもなく修正の嵐。
設計は10日程度を予定していたものの、結果的に完了してみればほぼ倍かかっていました。
ここで既に私の考えていた工程からズレ始め、焦り始めます。
1記事が長くなってしまうので、今回はここまで。
次の記事に続きます。